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読書の旅

私にとって「読書」とは何かを考えます。

望遠ニッポン見聞録(ヤマザキマリ)

エッセイ

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この夏ハマった一冊。
ヤマザキマリさんのエッセイ、「望遠ニッポン見聞録」。
ヤマザキマリさんといえば、テルマエロマエの印象が強すぎて、エッセイを書かれていることさえ知らなかった。
友人が紹介してくれたことで初めて手にとったのだが、これが面白くてドはまりした。
偶然この夏は電車で移動する機会が多かったのだが、電車で読むのにぴったりな本だと感じた。
一つの小見出しで書かれる内容が、一駅の間に読める長さ(※駅の間は差はあれど)で、大変読みやすい。
ただし!一つ危険が・・・(笑)
それは、面白くて吹き出してしまうということ!
何度かこらえきれずにニヤニヤしてしまい、危険な目に遭った( `ー´)ノ
とくに私が好きな話は以下の三つである。
「ぽっとんの闇が生んだ、世界最高峰のトイレ文化」
「キレることが苦手な一億総おしん」。」
「世界を侵略する変な民芸品に注意せよ。」
また、タイトルだけで笑ってしまったのが、
「伊達男は伊太利亜にはどこ探してもおらず。」である。
いろいろな国を渡り歩いていたヤマザキさんならではの視点かつユーモラスな視点でみせる「ニッポン」論とでもいおうか。
日本では大問題と捉えられがちなことでも、お国が違えば全く気にされていないことなど、異国の文化にふれた途端に滑稽に見えてしまうこともあるのだなあと知る。
些細な悩みを吹き飛ばしてくれる一冊であった。
 

はる