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読書の旅

私にとって「読書」とは何かを考えます。

読書感想文

読書感想文と私。

 

小学生の頃から作文を書くことは好きだった。

しかし、こと感想文になると常に苦手意識があった。

当時の私は、作文は自由に書けるが、感想文は制約があるというイメージを持っていた。正直なところ、「どう書いていいか分からない」、そんな思いが心のどこかに引っかかっていたと思う。大人になってようやく感想文とは何たるかが分かってたような気がするので、こんな記事を書く気が生まれたのかもしれない。

 

あくまで個人的な見解であるが、読書感想文とは、本の主題に対して感想を書いたもの、と考える。

第一段階として、本を読み込んで主題を読み取る。

第二段階として、自身の経験と絡ませながら主題への感想を書く。

大切なのは、あらすじと自身の経験の量の配分である。どちらか一方が多くなってもいけない。そこのバランス感覚が重要視される。

 

課題図書と私。

 

課題図書は毎年親が買ってくれたので、課題図書で感想文を書くことも多かった。

大人になって分かったことではあるが、今思えば、課題図書は子どもにとっては、主題の読みとりが難しいものが結構ある。

 

読書感想文と課題図書にまつわる、ざらざらした苦い記憶を少々ふりかえってみたい。

 

小学校一年生・・・「なぞなぞライオン」

何度も読み返した記憶があるが、はっきり言って感想文が「書きやすい」本とは言えなかった。課題図書には丸くてきらきらしたシールが貼られており、幼心にそれは、本の勲章なのかなとも思っていた。課題図書との出会いがこの本だったので、課題図書は難しいというイメージが形成されたような気もする。

 

小学校三年生・・・「ふじ山大ばくはつ」

富士山が噴火したらどうなるのか、他人事とは思えず、恐怖を感じた。今思えばその気持ちを素直に書けばよかったのだが、気取って富士山の自然を守ることをテーマに書いた気がする。

 

小学校四年生・・・「アディオス ぼくの友だち」

たしか、外国から転入生が来る話だったと思う。何を書いたか覚えていないが、この本はこれまで読んできた課題図書のなかでは、「物語」として面白味があり、何度も読み返した記憶がある。

 

小学校五年生・・・「カブトエビの寒い夏」

カブトエビを飼っていた経験と絡めて書いた。このとき感想文には、自身の体験がないと説得力が増さないものだなと感じた。

 

中学三年生・・・「少年は戦場に旅立った」

南北戦争の話。年齢を偽ってまで入隊した主人公が見た凄惨な光景。

この本の記述は大きな衝撃で、先を読み進めるのもつらかった。「戦争の恐ろしさ」なんて一言で片づけてはいけないとも思ったし、命について考えさせられた。戦争が終わっても、後遺症に苦しむ人々にとって戦争は終わっていないことも知った。

 

高校一年生・・・「泣き虫しょったんの奇跡」

高校二年生・・・「荷抜け」

 

これは言い訳にしかならないが、高校生になると、感想文は夏休みの課題となり、受験勉強もあったため、感想文に時間を割くこともあまりなく「課題の一つ」で終わったような記憶しかない。すみません。

 

以上、九月に書いた記事が下書きにあったので投稿してみました。

 

 

はる